1949-04-12 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第7号 そればかりでなく、病院というものの特質を考えない、病院というものは病氣をなおせばいいところなので、別に就職を世話するところでもなければ、それがなおつて回復期を過すところでもないのです。ところが一般に國立病院で無料で入つておる患者の多くは、病氣がなおつても就職を世話してもらうまでそこを自分の住家としておるという考え方を持つておる者が多い。これが今の國立病院の患者の現状です。 大石武一